Pythonでは、リストにオブジェクトを追加するためのいくつかの方法があります。ここでは、その中でも主に使用されるappend()メソッドとextend()メソッドについて説明します。
append()メソッド
append()メソッドは、リストの末尾に新しい要素を追加するために使用されます。以下にその使用例を示します。
numbers = [1, 2, 3]
numbers.append(4)
print(numbers) # Output: [1, 2, 3, 4]
また、Pythonのリストには、クラスのオブジェクトを格納することも可能です。以下にその使用例を示します。
class Person:
def __init__(self, name, email):
self.name = name
self.email = email
Taro = Person("Taro", "[email protected]")
Jiro = Person("Jiro", "[email protected]")
Person_info = [Taro, Jiro]
for member in Person_info:
print("Name:", member.name, " Email:", member.email)
extend()メソッド
extend()メソッドは、リストに別のリストやタプルなどのイテラブルなオブジェクトの要素をまとめて追加するために使用されます。以下にその使用例を示します。
numbers = [1, 2, 3]
numbers.extend([4, 5, 6])
print(numbers) # Output: [1, 2, 3, 4, 5, 6]
これらのメソッドを適切に使用することで、Pythonのリストを効率的に操作することができます。それぞれのメソッドがどのような場合に使用されるかを理解し、適切に使用してください。