Pythonでは、標準入力を取得するための関数としてinput()
があります。この関数は、ユーザーからの入力を文字列として受け取ります。しかし、この入力をリストとして扱いたい場合や、文字列をリストに変換したい場合はどうすればよいのでしょうか。この記事では、その方法を解説します。
文字列をリストに変換する
Pythonでは、文字列をリストに変換するための関数としてlist()
があります。この関数を使用すると、文字列の各文字を要素とするリストを作成することができます。以下にその例を示します。
s = "abc"
list_s = list(s)
print(list_s) # ['a', 'b', 'c']
また、文字列をスペースで区切ってリストに変換する場合は、split()
関数を使用します。以下にその例を示します。
s = "apple lemon grape"
list_s = s.split()
print(list_s) # ['apple', 'lemon', 'grape']
リストを文字列に変換する
リストを文字列に変換するには、join()
メソッドを使用します。このメソッドを使用すると、リストの各要素を連結した文字列を作成することができます。以下にその例を示します。
list_s = ['apple', 'lemon', 'grape']
s = " ".join(list_s)
print(s) # 'apple lemon grape'
標準入力をリストとして受け取る
標準入力をリストとして受け取るには、まずinput()
関数で文字列として入力を受け取り、その後でsplit()
関数を使用してリストに変換します。以下にその例を示します。
s = input() # ユーザーからの入力を受け取る
list_s = s.split() # 入力をスペースで区切ってリストに変換
以上がPythonでリストと文字列の入力を扱う基本的な方法です。これらの知識を活用して、Pythonプログラミングをより効率的に行いましょう。