Pythonでファイルを開くとき、相対パスや絶対パスを使うことがあります。ここでは、Pythonでファイルパスを扱う基本的な方法を紹介します。
相対パスでファイルを開く
Pythonで相対パスを使ってファイルを開く方法は以下の通りです。
file = "\\2091\\sample.txt"
path = os.getcwd()+file
fp = open(path, 'r+')
このコードでは、os.getcwd()
を使って現在の作業ディレクトリを取得し、それにファイルの相対パスを追加しています。そして、open()
関数を使ってファイルを開いています。
ただし、この方法にはいくつかの欠点があります。例えば、バックスラッシュをエスケープしなければならない、またはスクリプトを実行したディレクトリとファイルの位置が異なる場合に問題が生じる可能性があります。
絶対パスでファイルを開く
絶対パスを使ってファイルを開く方法もあります。以下にその例を示します。
import os
script_dir = os.path.dirname(__file__)
rel_path = "2091/data.txt"
abs_file_path = os.path.join(script_dir, rel_path)
このコードでは、__file__
を使ってスクリプトの絶対パスを取得し、それにファイルの相対パスを追加しています。そして、os.path.join()
を使って絶対パスを作成し、そのパスでファイルを開いています。
以上がPythonでファイルパスを扱う基本的な方法です。適切な方法を選んで、Pythonでのファイル操作を効率的に行いましょう。.