Pythonでグラフを描画する：matplotlib.pyplotの使い方

Pythonのmatplotlib.pyplotモジュールは、データの視覚化に非常に便利なツールです。この記事では、matplotlib.pyplotを使用して、さまざまな種類のグラフを描画する方法を紹介します。

基本的なグラフの描画

Pythonでグラフを描画する最も基本的な方法は、matplotlib.pyplotのplot関数を使用することです。以下に、一次関数と二次関数のグラフを描画する基本的なコードを示します。

import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np

# 一次関数 y = x のグラフ
x = np.linspace(0, 10, 100)
y = x
plt.plot(x, y)
plt.show()

# 二次関数 y = x^2 のグラフ
y = x**2
plt.plot(x, y)
plt.show()

複数のグラフを描画する

複数のグラフを同時に描画するには、plot関数を複数回呼び出します。以下に、sin関数とcos関数のグラフを同時に描画するコードを示します。

x = np.arange(0, 6, 0.1)
y1 = np.sin(x)
y2 = np.cos(x)

plt.plot(x, y1, label="sin")
plt.plot(x, y2, linestyle="--", label="cos")
plt.show()

棒グラフの描画

棒グラフを描画するには、pyplot.barメソッドを使用します。以下に、棒グラフを描画する基本的なコードを示します。

x = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E']
y = [10, 15, 7, 10, 3]

plt.bar(x, y)
plt.show()

以上、Pythonのmatplotlib.pyplotモジュールを使用して、さまざまな種類のグラフを描画する方法を紹介しました。これらの基本的なテクニックをマスターすることで、データの視覚化がより簡単になります。.