Pythonでは、uuid
というモジュールを使ってUUIDを生成することができます。このモジュールはPython3では標準ライブラリとしてバンドルされているため、インストールする必要はありません。
UUID(Universally Unique Identifier)は、世界で同じ値を持つことがない一意な識別子です。
以下に、Pythonのuuid
モジュールを使ってUUIDを生成する方法を示します。
import uuid
# バージョン1のUUIDを生成
print(uuid.uuid1())
# バージョン3のUUIDを生成
print(uuid.uuid3(uuid.NAMESPACE_URL, 'www.google.com'))
# バージョン4のUUIDを生成
print(uuid.uuid4())
# バージョン5のUUIDを生成
print(uuid.uuid5(uuid.NAMESPACE_URL, 'www.google.com'))
上記のコードでは、uuid1()
, uuid3()
, uuid4()
, uuid5()
という関数を使ってそれぞれ異なるバージョンのUUIDを生成しています。
なお、uuid1()
はホストID、シーケンス番号、現在時刻からUUIDを生成します。また、uuid3()
とuuid5()
は、ドメイン名など何かしら一意な文字(バイト列)を用いたUUIDを生成します。そして、uuid4()
はOS固有の乱数でランダムなUUIDを生成します。
これらの関数を使うことで、Pythonで簡単にUUIDを生成することができます。
- 参考文献:
- Python3でUUIDを生成する #Python – Qiita
- uuid — UUID objects according to RFC 4122 — Python 3.12.2 documentation.