PythonでQRコードをBytesIOで生成する方法

PythonでQRコードを生成し、それをBytesIOでインメモリに保存する方法を紹介します。この方法は、ファイルに一度保存することなく、直接メモリ上に画像を生成することができます。これにより、I/Oの速度的な問題や並列処理時の問題を回避することができます。

まず、必要なライブラリをインストールします。この例では、qrcodeとPillowライブラリを使用します。

pip install qrcode pillow

次に、QRコードを生成し、それをBytesIOで保存するクラスを作成します。

from io import BytesIO
import base64
import qrcode

class QRImage():
    @staticmethod
    def to_bytes(text: str) -> bytes:
        stream = BytesIO()
        img = qrcode.make(text)
        img.save(stream, "PNG")
        stream.seek(0)
        byte_img = stream.read()
        stream.close()
        return byte_img

    @classmethod
    def to_b64(cls, text: str) -> bytes:
        byte = cls.to_bytes(text)
        return base64.b64encode(byte).decode("utf-8")

このクラスでは、to_bytesメソッドでQRコードを生成し、それをBytesIOで保存します。また、to_b64メソッドでは、生成したQRコードをbase64エンコードします。

以上がPythonでQRコードを生成し、それをBytesIOで保存する方法です。この方法を利用すれば、QRコードを効率的に扱うことができます。