PythonでJSONファイルを読み込み、変数へのアクセス方法を解説します。具体的には以下の項目について説明します。
- JSONファイルの読み込み
- JSONデータ形式の値へのアクセス
- JSONファイルへの書き込み
JSONファイルの読み込み
PythonでJSONファイルを読み込むには、まずjson
モジュールをインポートします。次に、open
関数を用いてJSONファイルを開きます。最後に、json.load
関数でJSONファイルを読み込みます。以下に具体的なコードを示します。
import json
json_open = open('test.json', 'r')
json_data = json.load(json_open)
print(json_data)
このコードでは、test.json
というJSONファイルを開き、その内容をjson_data
という変数に読み込んでいます。
JSONデータ形式の値へのアクセス
JSONデータ形式の値へのアクセス方法を解説します。たとえば、以下のようなJSONデータがあるとします。
{
"status": "OK",
"geocoded_waypoints" : [
{
"geocoder_status" : "OK",
"place_id" : "ChIJ7cv00DwsDogRAMDACa2m4K8",
"types" : [ "locality", "political" ]
}
]
}
このJSONデータからstatus
の値を取得するには、以下のようにします。
status = json_data['status']
print(status) # Output: OK
このように、Pythonの辞書型と同じようにキーを指定して値を取得できます。
JSONファイルへの書き込み
PythonでJSONデータをファイルに書き込むには、json.dump
関数を使用します。以下に具体的なコードを示します。
data = {
"name": "John",
"age": 30,
"city": "Tokyo"
}
with open('data.json', 'w') as f:
json.dump(data, f)
このコードでは、data
という辞書型のデータをdata.json
というファイルに書き込んでいます。
以上がPythonでJSONファイルを読み込み、変数へのアクセス方法、そしてJSONファイルへの書き込み方法です。これらの基本的な操作をマスターすることで、PythonでJSONデータを効率的に扱うことができます。