PythonでGUIを作るためのライブラリには、標準ライブラリであるTkinterと、簡単にGUIを作れるPySimpleGUIがあります。
Tkinterの基本
TkinterはPythonの標準ライブラリで、簡単なGUIを作ることができます。以下に、ウィンドウを作成し、そのウィンドウのタイトルを設定する基本的なコードを示します。
import tkinter as tk
# メインウィンドウ作成
root = tk.Tk()
# メインウィンドウのタイトルを変更
root.title("Tkinter test")
# メインウィンドウを640x480にする
root.geometry("640x480")
# メインループ
root.mainloop()
このコードを実行すると、タイトルが”Tkinter test”で、サイズが640×480のウィンドウが表示されます。
PySimpleGUIの基本
PySimpleGUIは、誰でも簡単にGUIを実装できる特徴があります。以下に、テキストボックスとボタンを持つウィンドウを作成する基本的なコードを示します。
import PySimpleGUI as sg
sg.theme('DarkAmber')  # デザインテーマの設定
# ウィンドウに配置するコンポーネント
layout = [
    [sg.Text('ここは1行目')],
    [sg.Text('ここは2行目:適当に文字を入力してください'), sg.InputText()],
    [sg.Button('OK'), sg.Button('キャンセル')]
]
# ウィンドウの生成
window = sg.Window('サンプルプログラム', layout)
# イベントループ
while True:
    event, values = window.read()
    if event == sg.WIN_CLOSED or event == 'キャンセル':
        break
    elif event == 'OK':
        print('あなたが入力した値: ', values[0])
window.close()
このコードを実行すると、テキストボックスと’OK’ボタン、’キャンセル’ボタンを持つウィンドウが表示されます。
以上が、PythonでGUIを作るためのTkinterとPySimpleGUIの基本的な使い方です。これらのライブラリを活用して、PythonプログラムにGUIを追加してみてください。.