Pythonをコマンドプロンプトから実行するためには、環境変数PATHにPythonのインストールディレクトリを追加する必要があります。以下にその手順を説明します。
Pythonの実行ファイルを見つける
まず、Pythonの実行ファイルpython.exe
が保存されているディレクトリを見つける必要があります。このディレクトリのパスが、環境変数PATHに追加するものです。
Pythonの実行ファイルは、Pythonをインストールしたディレクトリ、例えばC:\\Python\\
やAppData\\
フォルダなどに存在する可能性があります。
環境変数PATHにPythonのパスを追加する
Pythonの実行ファイルのパスを見つけたら、次にそのパスを環境変数PATHに追加します。Windows 11の場合、以下の手順でPATHを設定できます。
- タスクバー上の「スタート」を右クリックしてください。
- 表示されたメニューの中から「設定」をクリックしてください。
- 「設定」画面が表示されたら、左側メニューの中から「システム」をクリックしてください。
- そのあとで「バージョン情報」をクリックしてください。
- 次の画面で「システムの詳細設定」をクリックしてください。
- 「システムのプロパティ」画面が表示されたら、「環境変数」をクリックしてください。
- 「環境変数」の画面が表示されます。この画面でPATHの設定を行います。
以上で、Pythonの実行ファイルが保存されているディレクトリを環境変数PATHに追加することができました。
確認
最後に、設定が正しく行われたか確認します。コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。
python -V
pip -V
これらのコマンドが正しく実行され、Pythonとpipのバージョンが表示されれば、PATHの設定は正常に行われています。
以上が、WindowsでPythonのPATHを設定する方法になります。これにより、任意のディレクトリからPythonを実行することが可能になります。