Pythonを使ってQRコードにテキストを追加する方法

Pythonのqrcodeライブラリを使用して、QRコードを生成し、そのQRコードにテキストを追加する方法を紹介します。

QRコードの生成

まずは、QRコードを生成するための基本的なコードを見てみましょう。以下のコードは、qrcodeライブラリを使用してQRコードを生成し、それを画像として保存します。

import qrcode

# QRコードに追加するデータ
data = "Hello, World!"

# QRコードオブジェクトの作成
qr = qrcode.QRCode(
    version=1,
    error_correction=qrcode.constants.ERROR_CORRECT_L,
    box_size=10,
    border=4,
)

# データの追加
qr.add_data(data)

# QRコードの生成
qr.make(fit=True)

# 画像の生成と保存
img = qr.make_image(fill_color="black", back_color="white")
img.save("qrcode.png")

このコードは、”Hello, World!”というテキストを含むQRコードを生成し、それをqrcode.pngという名前の画像ファイルとして保存します。

QRコードにテキストを追加

次に、生成したQRコードにテキストを追加する方法を見てみましょう。これには、PIL（Pillow）ライブラリのImageDrawモジュールを使用します。

from PIL import Image, ImageDraw, ImageFont

# 画像の読み込み
img = Image.open('qrcode.png')

# ImageDrawオブジェクトの作成
draw = ImageDraw.Draw(img)

# フォントの指定
font = ImageFont.truetype("/usr/share/fonts/truetype/dejavu/DejaVuSans-Bold.ttf", 12)

# テキストの追加
draw.text((10, 10), "Hello, World!", fill="black", font=font)

# 画像の保存
img.save('qrcode_with_text.png')

このコードは、先ほど生成したQRコードの画像を読み込み、その上に”Hello, World!”というテキストを追加し、それをqrcode_with_text.pngという名前の画像ファイルとして保存します。

以上が、Pythonを使用してQRコードを生成し、そのQRコードにテキストを追加する基本的な方法です。この方法を応用すれば、さまざまな情報を含むQRコードを簡単に生成できます。.