Pythonのリストは、複数の要素をまとめて扱うためのデータ構造です. リストには、数値、文字列、真偽値、オブジェクトなど、さまざまなデータ型の要素を含めることができます. リストは、角括弧( [ ])で囲んだカンマ区切りの値の並びで表現されます.
リストは連続した情報を管理するデータ構造で、Pythonでは[ 値1, 値2, 値3, ・・・]という書式で定義できます. リストの要素数やインデックス番号、参照・変更・削除の方法などを解説します.
# リストの定義
num_list = [10, 20, 30]
animal_list = ["象", "虎", "ネコ", "キリン"]
# リスト要素の表示
print(num_list[0]) # 要素[0]番目
print(num_list[1]) # 要素[1]番目
print(num_list[2]) # 要素[2]番目
上記のコードでは、num_list
とanimal_list
という二つのリストを定義しています. print
関数を使って、リストの各要素を表示しています.
リストの要素にアクセスするためには、インデックス番号を使います. インデックス番号は0から始まります. リストの要素を変更するには、インデックス番号を使って新しい値を代入します.
# リスト要素の変更
num_list[0] = 100
print(num_list) # [100, 20, 30]
上記のコードでは、num_list
の0番目の要素を100に変更しています. 変更後のリストを表示すると、最初の要素が10から100に変わっていることが確認できます.
Pythonのリストは、その柔軟性と便利さから、データの管理と操作に広く使われています. リストの使い方を理解し、適切に活用することで、Pythonプログラミングの効率と可能性を大いに広げることができます.