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Pythonのリスト内包表記は、コードを簡潔に書くための強力なツールです。この記事では、その基本的な使い方と応用例について解説します。

リスト内包表記の基本

リスト内包表記は、以下のような形式で書きます。

a = [x for x in hoge]  # hogeはイテラブル

ここで、hogeはイテラブル(リストやタプルなど)で、その各要素がxに代入され、xを用いた何らかの処理(ここではxそのもの)が新しいリストの要素となります。

このリスト内包表記は、以下のfor文と等価です。

a = []
for x in hoge:
    a.append(x)

しかし、リスト内包表記の方が簡潔に書け、コードが読みやすくなります。

リスト内包表記の応用

リスト内包表記は、単純なリストの生成だけでなく、より複雑な処理にも対応しています。

条件付きリスト内包表記

リスト内包表記には、if文を追加することで、特定の条件を満たす要素だけを新しいリストに追加することができます。

[i for i in range(50) if i % 5 == 0]  # [0, 5, 10, 15, 20, 25, 30, 35, 40, 45]

二重のリスト内包表記

リスト内包表記には、複数のfor文を含めることができます。これにより、多次元配列の展開や行列演算などに役立ちます。

b = [i for l in [[1, 2],[3, 4]] for i in l]  # [1, 2, 3, 4]

まとめ

Pythonのリスト内包表記は、コードを簡潔に書くための強力なツールです。基本的な使い方から応用例まで、さまざまな場面で活用することができます。Pythonを書く際には、ぜひリスト内包表記を活用してみてください。

投稿者 admin

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