Pythonのprint
関数は、文字列や数値などを画面に出力するための関数で、非常に便利でPythonのプログラミングに欠かせない関数です。以下にその基本的な使い方を示します。
print(出力するデータ, sep = "", end = "\\n", file=ファイルオブジェクト, flush=False)
各引数の説明は以下の通りです。
出力するデータ
: printで出力するデータを文字列、数値、変数、リスト、タプル、辞書などで指定。複数のデータを指定することもできます。sep
: 複数のデータを出力する場合の区切り文字を指定。何も指定しなければ、空白になります。end
: printでデータを出力した後 (末尾)に出力するものを指定。何も指定しなければ、改行コードが指定されます。file
: 出力対象のファイルオブジェクトを指定。flush
: バッファの処理を止め強制的に出力するか否かをTrue/Falseで指定。何も指定しなければ、Falseになります。
以下にいくつかの使用例を示します。
# 文字列"Hello"や数値123を出力
print("Hello")
print(123)
# 変数に格納した文字列や数値を出力
string = "Hello"
number = 123
print(string)
print(number)
# リスト、タプル、辞書の出力
mylist = ["a", "b", "c", "d", "e"]
mytuple = (1, 2, 3, 4, 5)
mydict = {"A01":"TV", "A02":"printer", "A03":"scanner"}
print(mylist)
print(mytuple)
print(mydict)
以上がPythonのprint
関数とその引数についての基本的な説明となります。この関数を理解し、適切に使用することで、Pythonプログラミングがより効率的になります。