Pythonのprint関数は、開発時、運用時に必ずと言っていいほど使用する関数です。この関数は文字列、数値、真偽値(True、False)を画面(ターミナル、コンソール)に出力する役割があります。
Pythonのprint関数の基本的な使い方
print関数の基本的な構文は以下のようになります。
print('abcde') # abcde
printは関数なので、出力したい値を必ず ()で囲ってください。
Python2とPython3での違い
Python 2系では、printは「文」です。つまり、 ()を使いません。
print 'abcde' # abcde
しかし、Python 2系から3系への移行が推奨されていますし、また、今現在Python 2系を使う新規開発はほぼありません。だからこの記事でも、Python 3系のみを使うこととして、printが関数の場合のみ説明します。
formatメソッドの使い方
formatメソッドは、正確にはprint関数の機能ではなく、Pythonの文字列型の機能です。formatメソッドを使うと自然な書き方で変数の値を表示することができます。このことから、print関数の機能を強化するために使用されます。
num1 = 1
num2 = 2
num3 = 3
print("No.1: {}".format(num1)) # No.1: 1
print("No.2: {}, No.3: {}".format(num2, num3)) # No.2: 2, No.3: 3
以上、Pythonのprint関数とformatメソッドの使い方について解説しました。これらの知識を活用して、Pythonプログラミングをより効率的に行いましょう。