Pythonには、文字とそのUnicodeコードポイントを相互に変換するための組み込み関数があります。それがord
関数とchr
関数です。
ord関数
ord
関数は、Unicodeの1文字を表す文字列を引数に取り、その文字のUnicodeコードポイントを表す整数を返します。
n = ord('あ')
print(n) # 12354
上記の例では、日本語の「あ」を引数にord
関数を実行しました。戻り値は12354でした。
chr関数
chr
関数は、Unicodeの1文字に対応する整数を引数に取り、その文字を返します。
c = chr(12354)
print(c) # 'あ'
上記の例では、chr
関数を実行すると、元の文字に戻ることが可能です。
まとめ
この記事では、Pythonのord
関数とchr
関数を使用して、Unicode文字と文字を表す数値を相互に変換する方法を紹介しました。これらの関数は、文字とそのUnicodeコードポイントを相互に変換する際に非常に便利です。