Pythonには、オブジェクトが特定の型(クラス)のインスタンスであるかどうかを判定するための組み込み関数isinstance
があります。この関数は、特にデータ型がリストであるかどうかを確認する際に有用です。
基本的な使い方
isinstance
関数の基本的な使い方は以下の通りです。
# オブジェクトの型を判定する
value = [1, 2, 3]
if isinstance(value, list):
print("valueはリスト型です")
else:
print("valueはリスト型ではありません")
このコードでは、value
がリスト型であるかどうかを判定しています。
リスト内の要素の型を確認する
isinstance
関数は、リスト内の各要素が特定の型であるかどうかを確認する際にも役立ちます。以下に、リスト内の全ての要素が整数型であるかどうかを確認する例を示します。
my_list = [1, 2, 3, 4]
if all(isinstance(item, int) for item in my_list):
print("リスト内の全ての要素は整数型です")
else:
print("リスト内に整数型以外の要素が含まれています")
このコードでは、all
関数とリスト内包表記を使用して、リストmy_list
の全ての要素が整数型であるかどうかを確認しています。
以上が、Pythonのisinstance
関数とリスト型の基本的な使い方についての説明です。この関数を理解し、適切に使用することで、Pythonプログラミングの幅が広がります。