Pythonにおけるint
型は、整数を扱うためのデータ型です。int
型は正の整数(例えば5、100など)、負の整数、そして0を含みます。
Pythonでは、変数を作成する際にあらかじめデータ型を宣言しておく必要はありません。整数が入った変数を作成すると、その時点で変数のデータ型はint
型に決定されます。
mynum = 1234
print(type(mynum)) # <class 'int'>
上記のコードでは、mynum
という変数に整数1234
を代入し、その結果mynum
のデータ型がint
型であることを確認しています。
また、Pythonにはint
関数があり、これは文字列や小数点以下の値を含む数値などを整数に変換するための関数です。
mystr = "1234"
print(type(mystr)) # <class 'str'>
mynum = int(mystr)
print(type(mynum)) # <class 'int'>
上記のコードでは、mystr
という文字列型オブジェクトをint
型に変換しています。
しかし、どんな文字列にもint
関数の引数に指定しても良いというわけではありません。以下のコードをご覧ください。
mystr = "hello"
print(int(mystr)) # ValueError: invalid literal for int() with base 10: 'hello'
上記のコードの場合、変換しようとした文字列は数字ではなく文字で構成されています。そのため、エラーが出現するので十分注意してください。
以上がPythonのint
型とその活用方法についての基本的な情報です。これらの知識を活用して、Pythonプログラミングをより効率的に行うことができます。.