Pythonのif文でand,or演算子を使って複数条件を指定する方法について解説します。if文とは条件によって分岐させることができる構文です。and演算子とor演算子の違いや、複数条件を設定する場合の書き方について解説します。
if文の基本的な書き方
Pythonにおけるif文は、次のような記法で利用します。
if 条件式:
条件式がTrueのときに行う処理
例えば、ある数値が10以上のときに、その数字を表示するプログラムであれば、次のように実装します。
if number >= 10:
print(number)
and演算子を使って条件を書く方法
and演算子を使うと複数の条件がすべて成り立つ場合にのみ、処理を行うプログラムを作成できます。and演算子の具体的な記述方法は次の通りです。
if 条件式1 and 条件式2 and 条件式3:
条件式が「すべて」Trueのときに行う処理
and演算子は、複数の条件が満たされるときにのみ処理を行います。if 条件式1 and 条件式2 and 条件式3: の場合は、条件式1と条件式2と条件式3すべての条件に合致した場合に処理が実行されます。
or演算子を使って条件を書く方法
or演算子を使う場合は、複数の条件のうち少なくとも1つが成り立っていれば処理を行いたいときです。or演算子の具体的な記述方法は、次のように実装します。
if 条件式1 or 条件式2 or 条件式3:
条件式のうち「1つ以上」Trueのときに行う処理
if 条件式1 or 条件式2 or 条件式3:であれば、条件式1と条件式2と条件式3のどれか1つでも合致すれば処理が実行されます。
以上がPythonのif文でand,or演算子を使って複数条件を指定する方法についての解説です。これらの知識を活用して、より複雑な条件分岐を実装してみてください。