Pythonのglobals()
関数は、グローバル名前空間にあるシンボル一覧を返す関数です。この関数は、現在のグローバルシンボルテーブルを含む辞書を返します。このシンボルテーブルには、すべてのグローバル変数とそれらに対応する値が含まれます。
globals()関数の使い方
以下に、globals()
関数の基本的な使い方を示します。
x = 0
def foo():
y = 1
print('globals(): ', globals())
print('locals(): ', locals())
foo()
上記のスクリプトを実行すると、globals()
関数の実行結果として、グローバル空間にある変数x
やメソッドfoo
が表示されます。また、Pythonが自動的に割り当てる変数も表示されます。一方、locals()
関数の実行結果として、ローカル空間にある変数y
だけが表示されます。
まとめ
この記事では、globals()
関数とその使い方について説明しました。この関数を使用することで、グローバル名前空間にある変数や関数を確認することができます。これは、プログラムのデバッグや理解を深めるのに役立つでしょう。
参考文献
- Pythonのglobals関数の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】 | TechAcademyマガジン
- Python globals() Function: A Comprehensive Guide (With Examples) | Machine Learning Tutorials