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Pythonのforループには、breakcontinueという二つの重要な制御文があります。これらはループの流れを制御するために使用されます。

break文

break文は、ループを完全に終了します。例えば、以下のコードでは、リストの要素を順番に出力していますが、要素が負の値になった時点でループが終了します。

list = [1,2,-3,4,5]
for i in list:
    if i < 0:
        print("異常:負の値です")
        break
    print(i)

このコードを実行すると、12が出力された後、-3が出力されずにループが終了します。

continue文

一方、continue文は現在のループのイテレーションをスキップし、次のイテレーションに進みます。以下のコードでは、リストの要素を順番に出力していますが、要素が負の値の場合はその要素をスキップします。

list = [1,2,-3,4,5]
for i in list:
    if i < 0:
        print("異常:負の値です")
        continue
    print(i)

このコードを実行すると、12が出力され、-3はスキップされ、その後45が出力されます。

まとめ

  • break文はループを途中で終了します。
  • continue文はループの一部をスキップします。
  • ネストされたforループでbreakcontinueを使用する場合、どのブロックがbreakcontinueの対象になるかを意識することが重要です。

以上、Pythonのforループにおけるbreakcontinueの使い方について説明しました。これらの制御文を理解し、適切に使用することで、より効率的なコードを書くことができます。

投稿者 admin

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