Pythonのformatメソッドは、文字列の中に変数を埋め込むための便利なツールです。
formatメソッドの基本的な使い方
基本的な使い方は以下の通りです。
'任意の文字列{}任意の文字列'.format(変数)
formatメソッドの引数に、文字列に埋め込みたい変数を置きます。すると、{}のある部分にその変数が埋め込まれます。
例えば、計算結果を変数に代入し、文字列で単位を付けたうえで出力する、といったことが可能です。
apple = 50
orange = 100
total = apple + orange
print('合計：{}円'.format(total))
このコードを実行すると、合計：150円と出力されます。
formatメソッドで複数の引数を扱う
formatメソッドには複数の変数を引数として渡し、文字列に埋め込むことができます。
apple = 50
orange = 100
total = apple + orange
print('りんご：{0}円 みかん：{1}円 合計：{2}円'.format(apple, orange, total))
このコードを実行すると、りんご：50円 みかん：100円 合計：150円と出力されます。
formatメソッドの書式指定
formatメソッドを使って変数を文字列に埋め込む際には、その書式を指定することができます。
apple = 50
orange = 100
total = apple + orange
print('{0}さんの身長は{1:.1f}cm、体重は{2:.1f}kgです。'.format("山田", 190, 105.3))
このコードを実行すると、山田さんの身長は190.0cm、体重は105.3kgです。と出力されます。
以上がPythonのformatメソッドによる文字列フォーマットの基本的な使い方となります。このメソッドを使うことで、文字列と変数を組み合わせた出力を簡単に行うことができます。