Pythonのenumerate()
関数は、イテラブル(リストやタプルなど)を引数に取り、各要素とそのインデックスを同時に取得するための便利な関数です。この関数の基本的な構文は次のようになります:
enumerate(sequence, start=0)
ここで、sequence
はシーケンス(リスト、タプルなど)を指し、start
はオプションの引数で、インデックスの開始値を指定します。
以下に、enumerate()
関数の使用例を示します:
# リストの作成
pokemon_picture_book = ["フシギダネ", "フシギソウ", "フシギバナ", "ヒトカゲ"]
# enumerate関数を使用してインデックスと値を同時に取得
for number, name in enumerate(pokemon_picture_book):
print(number, name)
このコードを実行すると、以下のような出力が得られます:
0 フシギダネ
1 フシギソウ
2 フシギバナ
3 ヒトカゲ
enumerate()
関数は、forループ内でインデックスと値を同時に取得する必要がある場合に非常に便利です。また、start
パラメータを使用して、インデックスの開始値を任意に設定することも可能です。
以上がPythonのenumerate()
関数の基本的な使い方となります。この関数を理解し、適切に使用することで、Pythonプログラミングの幅が広がります。.