Pythonのelif
文は、if
文の条件が満たされなかった場合に別の条件を設定するための構文です。以下にその基本的な書き方を示します。
if 条件A:
処理A
elif 条件B:
処理B
else:
処理C
このコードでは、まず条件A
がチェックされます。もし条件A
が満たされていれば、処理A
が実行されます。条件A
が満たされない場合は、次に条件B
がチェックされます。条件B
が満たされていれば、処理B
が実行されます。もし条件A
も条件B
も満たされない場合は、処理C
が実行されます。
以下に具体的な例を示します。
def check_value(a):
if a >= 10:
print(a * 2)
elif a <= -10:
print(a * -3)
else:
print(a)
a = -15
check_value(a) # => -45
このコードでは、まずa >= 10
のチェックを行い、一致しないので次の条件へ移ります。続けてa <= -10
のチェックを行い、一致するのでa * -3
の結果を出力します。
Pythonのelif
文は、複数の条件を持つ場合に非常に便利な構文です。ただし、条件の優先度を考慮してif
、elif
、else
の条件を書くことが重要です。.