Pythonのcontinue文の使い方

Pythonのループ処理において、特定の条件を満たす場合にだけ処理をスキップしたいときには、continue文を使用します。この記事では、その具体的な使い方と例を解説します。

Pythonのcontinue文とは

continue文は、for文やwhile文などの繰り返し処理の中で使用されます。continue文が実行されると、その後の処理をスキップして、次のループの処理に移ります。

continue文は以下のように記述します。

for i in range(10):
    if i == 5:
        continue
    print(i)

このコードでは、0から9までの数字を順番に出力しますが、iが5のときだけprint文がスキップされます。その結果、出力される数字は5を除いた0から9までとなります。

continue文は、特定の条件を満たすときにだけ処理をスキップしたい場合に有用です。例えば、リスト内の要素を順番に処理していく際に、特定の要素だけ処理をスキップしたい場合などにcontinue文を利用することができます。

以下に、continue文を活用した具体的なコードを示します。

for i in range(1, 11):
    if i % 3 == 0:
        continue
    print(i)

このコードでは、1から10までの数字を順番に出力しますが、iが3の倍数のときだけprint文がスキップされます。その結果、出力される数字は3の倍数を除いた1から10までとなります。

以上、Pythonのcontinue文の使い方について解説しました。この文を理解し、適切に使えるようになると、より効率的なコードを書くことができます。