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Pythonでは、アンダースコア _ は様々な場面で使用されます。その一つに、数値リテラル内での視覚的な区切り文字としての使用があります。この記事では、その特性について詳しく説明します。

数値リテラル内でのアンダースコア

Python 3.6からは、PEP 515により数値リテラル内でアンダースコアを使用することが可能になりました。これにより、長い数値リテラルや、特定の部分に分けて表示したい場合などに、アンダースコアを使って数値を視覚的に区切ることができます。

例えば、以下のように使用することができます。

# 千の区切りとしてアンダースコアを使用
amount = 10_000_000.0

# 16進数でのワードの区切りとしてアンダースコアを使用
addr = 0xCAFE_F00D

# 2進数でのニブルの区切りとしてアンダースコアを使用
flags = 0b_0011_1111_0100_1110

# 文字列から数値への変換でもアンダースコアを使用可能
flags = int('0b_1111_0000', 2)

このように、アンダースコアを使用することで、数値リテラルが読みやすくなります。

まとめ

Pythonでは、アンダースコアを使って数値リテラルを視覚的に区切ることができます。これにより、長い数値や特定の部分に分けて表示したい場合などに、コードが読みやすくなります。この機能はPython 3.6から導入されたもので、PEP 515で詳しく説明されています。

投稿者 admin

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