Pythonにおけるintとstrの変換

Pythonでは、データ型の変換が頻繁に行われます。特に、整数（int）と文字列（str）の間での変換は、日常的なプログラミングタスクでよく見られます。

intからstrへの変換

Pythonでは、str()関数を使用して整数を文字列に変換できます。以下に例を示します。

num = 123
str_num = str(num)
print(type(str_num))  # <class 'str'>

このコードでは、整数123を文字列に変換し、その結果を表示しています。

strからintへの変換

逆に、文字列を整数に変換するにはint()関数を使用します。以下に例を示します。

str_num = "123"
num = int(str_num)
print(type(num))  # <class 'int'>

このコードでは、文字列"123"を整数に変換し、その結果を表示しています。

注意点

ただし、すべての文字列が整数に変換できるわけではありません。数字以外の文字が含まれている場合や、浮動小数点数を表す文字列を整数に変換しようとすると、エラーが発生します。

str_num = "123.0"
num = int(str_num)  # ValueError: invalid literal for int() with base 10: '123.0'

このような場合、まずfloat()関数を使用して文字列を浮動小数点数に変換し、その後でint()関数を使用して整数に変換することができます。

str_num = "123.0"
num = int(float(str_num))
print(num)  # 123

以上、Pythonにおけるintとstrの変換について簡単に説明しました。これらの知識は、Pythonプログラミングの基本的な部分であり、日々のコーディング作業で頻繁に使用されます。