Pythonで正規表現を使用する際、特定の文字数や範囲を指定することがよくあります。以下にその方法を示します。
文字数を指定する
文字数が固定されている場合、一定回数の繰り返しを表現する {N} を使って文字数を指定できます。
# 8文字の半角数字の表現
"[0-9]{8}"
# 4文字の半角アルファベット
"[a-z]{4}"
文字数の範囲を指定する
{} を利用して、文字数の範囲を指定することもできます。範囲の指定にはカンマを利用して {N,M} という記述を利用します。
# 4文字以上、9文字以下の半角数字の表現
"[0-9]{4,9}"
# 2文字か3文字の半角アルファベット
"[a-zA-Z]{2,3}"
「〜文字以上」の指定
最大値の指定を省いて最小のみを指定すれば「〜文字以上」という指定が可能です。
# 4文字以上の半角数字の表現
"[0-9]{4,}"
「〜文字以下」の指定
同様に最小値の指定を省けば、「〜文字以下」の表現となります。
# 10文字以下の半角数字の表現
"[0-9]{,10}"
以上がPythonでの正規表現における文字数と範囲の指定方法です。これらの基本的な表現を理解し、適切に使用することで、より複雑なパターンマッチングを行うことができます。