Pythonで日本時間（JST）を扱う方法について説明します。Pythonのdatetimeモジュールを使用して、日本時間を取得、変換する方法を見ていきましょう。
Pythonのdatetimeモジュール
Pythonのdatetimeモジュールは、日付と時間を扱うためのクラスを提供します。このモジュールを使用して、現在の日付や時間を取得したり、日付や時間の計算を行ったりすることができます。
日本時間（JST）の取得
Pythonで日本時間を取得するには、pytzライブラリを使用します。pytzライブラリは、世界のタイムゾーン情報を提供しています。
以下に、pytzライブラリを使用して日本時間を取得するコードを示します。
import datetime
import pytz
# JSTタイムゾーンを取得
jst = pytz.timezone('Asia/Tokyo')
# 現在の日本時間を取得
now = datetime.datetime.now(jst)
print(now)
このコードを実行すると、現在の日本時間が表示されます。
UTCからJSTへの変換
UTCからJSTへの変換もpytzライブラリを使用して行うことができます。以下に、UTCからJSTへの変換を行うコードを示します。
import datetime
import pytz
# JSTとUTCのタイムゾーンを取得
jst = pytz.timezone('Asia/Tokyo')
utc = pytz.timezone('UTC')
# 現在のUTC時間を取得
now_utc = datetime.datetime.now(utc)
# UTCからJSTへ変換
now_jst = now_utc.astimezone(jst)
print(now_jst)
このコードを実行すると、現在のUTC時間が日本時間に変換されて表示されます。
以上がPythonで日本時間（JST）を扱う基本的な方法です。これらのコードを参考に、自分のプログラムで日本時間を扱うことができます。