PythonでYAMLファイルを扱う際、特にUTF-8エンコーディングでの読み込みと書き込みは重要なトピックです。ここでは、その方法を詳しく説明します。
YAMLファイルの読み込み
PythonでUTF-8エンコーディングのYAMLファイルを読み込むには、以下のようにyaml.safe_load
関数を使用します。
import yaml
with open('example.yaml', encoding='utf-8') as f:
example = yaml.safe_load(f)
print(example) # {'key1': 'value', 'key2': 'value'}
このコードは、example.yaml
という名前のYAMLファイルを開き、その内容をPythonの辞書として読み込みます。
YAMLファイルへの書き込み
YAMLファイルへの書き込みも同様に、yaml.dump
関数を使用します。
import yaml
example = {'key1': 'value', 'key2': 'value'}
with open('example.yaml', 'w') as f:
yaml.dump(example, f, default_flow_style=False, allow_unicode=True)
ここで、default_flow_style=False
はYAMLをflowスタイル(上記のexample.yaml
の形)に出力するため、allow_unicode=True
は日本語などをエンコードせずに、読めるように出力するためです。
以上がPythonでUTF-8エンコーディングのYAMLファイルを読み込み、書き込む基本的な方法です。これらのコードを適切に使用することで、PythonプログラムでYAMLデータを効率的に扱うことができます。