XPathは、XML文書を操作するための言語で、HTMLやXMLの要素を選択するために使用されます。Pythonと組み合わせることで、ウェブスクレイピングなどのタスクを効率的に行うことができます。
XPathの基本
XPathの基本的な記法は以下の通りです。
//*
すべてのノード(//*)[1]
すべてのノードの最初のもの(//a[1])
親ノード内の「最初の子」のノードリスト//a//span
aの祖先のspanノード//a/@href
すべてのaノード内の名前がhrefの属性//a[@href=\"/index.html\"]
href属性が “index.html” のaノード
PythonとXPath
PythonのライブラリであるSeleniumを使用すると、XPathを指定してウェブページの要素を取得することができます。XPath指定ができるようになると、Classやnameなどで指定してもうまく要素を取れない場合にも取得できたり、リストやテーブルの特定の行・列のみ取得するなど、要素を柔軟に取得できるようになります。
まとめ
XPathは、ウェブスクレイピングやデータ解析において非常に強力なツールです。Pythonと組み合わせることで、その力を最大限に引き出すことができます。この記事が、PythonとXPathの基本的な使い方を理解する一助となれば幸いです。