PythonのXlsxWriterモジュールは、Excel 2007+のXLSXファイル形式でファイルを作成するためのものです。このモジュールを使用すると、テキスト、数値、数式、ハイパーリンクを複数のワークシートに書き込むことができます。
以下に、XlsxWriterを使用してExcelファイルを作成する基本的なコードを示します。
import xlsxwriter
# 新しいExcelファイルを作成し、ワークシートを追加します。
workbook = xlsxwriter.Workbook('demo.xlsx')
worksheet = workbook.add_worksheet()
# 最初の列を広げてテキストをはっきりさせます。
worksheet.set_column('A:A', 20)
# セルを強調表示するために太字のフォーマットを使用します。
bold = workbook.add_format({'bold': True})
# 簡単なテキストを書き込みます。
worksheet.write('A1', 'Hello')
# フォーマット付きのテキストを書き込みます。
worksheet.write('A2', 'World', bold)
# 数値を書き込みます。行/列の表記法を使用します。
worksheet.write(2, 0, 123)
worksheet.write(3, 0, 123.456)
# 画像を挿入します。
worksheet.insert_image('B5', 'logo.png')
workbook.close()
このコードは、新しいExcelファイルを作成し、いくつかのテキストと数値を書き込み、画像を挿入します。
XlsxWriterは、Python 3.4+とPyPy3をサポートしており、標準ライブラリのみを使用します。そのため、Pythonの基本的な知識があれば、誰でも簡単にExcelファイルを操作することができます。
詳細なドキュメンテーションは、公式のXlsxWriterドキュメンテーションをご覧ください。