Pythonの標準ライブラリであるurllib
を使用すると、WebページやAPIとの通信が容易になります。特に、urllib.request
モジュールを使用すると、Webサーバーからデータを読み込むことができます。
urllibとは?
urllib
はURLを扱うためのPythonの標準ライブラリです。このライブラリを使用することで、Webサーバーとの通信、Webページの情報取得、ファイルのダウンロードなどが可能となります。
urllib.requestの利用
urllib.request
は、URLを開き、Webサーバーからデータを読み込むためのモジュールです。以下のようにインポートして使います。
import urllib.request
ファイルのダウンロード
urllib.request.urlretrieve
関数を使用すると、指定したURLからファイルをダウンロードし、ローカルに保存することができます。以下にその使用例を示します。
import urllib.request
# URLと保存するパスを指定
url = "http://example.com/sample.png"
save_name = "sample.png"
# ダウンロードする
urllib.request.urlretrieve(url, save_name)
このコードを実行すると、sample.png
という名前のファイルが、実行されているディレクトリの配下に、指定したURLからダウンロードされます。
以上がPythonとurllibを使ったファイルダウンロードの基本的な手順です。これを応用することで、さまざまなWebリソースを効率的に取得することが可能となります。