PythonのGUIライブラリであるTkinterには、さまざまなウィジェットが用意されていますが、その中でもリストボックスはリストやアイテムを表示できるウィジェットになります。
リストボックスの作成
リストボックスウィジェットは、tkinter の Listbox クラスのコンストラクタを実行することで作成することができます。
# app はメインウィンドウ等の親ウィジェット
listbox = tkinter.Listbox(app)
項目の追加
リストボックスに項目を追加するには、以下のようにします。
colors = ["red", "blue", "green"]
for color in colors:
listbox.insert(tkinter.END, color)
項目の選択
リストボックスで選択されている項目を取得するには、curselectionメソッドを使用します。
indices = listbox.curselection()
このメソッドは選択されている項目のインデックスを返します。選択されている項目がない場合は空のタプルを返します。
項目の削除
リストボックスから項目を削除するには、deleteメソッドを使用します。
listbox.delete(index)
ここで、indexは削除したい項目のインデックスです。
以上がPythonとTkinterを使用してGUIリストボックスを作成する基本的な手順です。これらの基本的な操作を理解すれば、より複雑なGUIアプリケーションを作成するための基礎ができます。.