PythonのデータビジュアライゼーションライブラリであるSeabornを使って、美しいヒストグラムを簡単に作成する方法を紹介します。
Seabornのインストール
まずはSeabornをインストールします。ターミナルで以下のコマンドを実行します。
pip install seaborn
ヒストグラムの作成
Seabornのdistplot
関数を使用してヒストグラムを作成します。ここでは、アヤメのデータセットを使用します。このデータセットはSeabornに予め用意されています。
import seaborn as sns
import matplotlib.pyplot as plt
# データセットの読み込み
iris = sns.load_dataset('iris')
# ヒストグラムの描画
sns.distplot(iris['sepal_width'])
plt.show()
このコードを実行すると、アヤメのデータセットのsepal_width
(がく片の幅)に関するヒストグラムが描画されます。
ヒストグラムのカスタマイズ
Seabornのdistplot
関数には様々なオプションがあります。例えば、bins
オプションを使用すると、ヒストグラムのビン(棒)の数を指定することができます。
sns.distplot(iris['sepal_width'], bins=20)
plt.show()
また、kde
オプションをTrue
に設定すると、カーネル密度推定(滑らかな線)がヒストグラムに追加されます。
sns.distplot(iris['sepal_width'], kde=True)
plt.show()
これらのオプションを活用することで、より詳細なデータ分析と視覚化が可能になります。
以上がPythonとSeabornを使ったヒストグラムの作成方法になります。データ分析の一環として、ぜひ活用してみてください。.