PythonとQtのQFileDialogの使い方

PythonでGUIを作成する際に、ファイル選択ダイアログを表示するためには、QtのQFileDialogクラスを使用します。このクラスは、ユーザーがファイルやディレクトリを選択できるダイアログを提供します。

以下に、PythonとQtを使用して、QFileDialogのgetOpenFileNameダイアログを作成する基本的なコードを示します。

import sys
from PyQt5 import QtWidgets
from PyQt5.QtWidgets import QApplication, QWidget

def dialog_test():
    file, check = QtWidgets.QFileDialog.getOpenFileName(None, "ファイルを選択してください。", "", "All Files (*);;Python Files (*.py);;Text Files (*.txt)")
    if check:
        print(file)

if __name__ == "__main__":
    app = QApplication(sys.argv)
    root = QWidget()
    root.resize(300, 300)
    root.setWindowTitle('こんにちは、世界')
    button = QtWidgets.QPushButton(root)
    button.setText("ファイルを選択する")
    button.clicked.connect(dialog_test)
    button.move(50, 50)
    root.show()
    sys.exit(app.exec_())

このコードは、ユーザーがボタンをクリックするとQFileDialogのgetOpenFileNameダイアログが表示され、ユーザーがファイルを選択するとそのファイルのパスがコンソールに出力されるというものです。

このように、PythonとQtを使用すれば、簡単にファイル選択ダイアログを作成することができます。これを応用すれば、さまざまなGUIアプリケーションをPythonで作成することが可能です。