PythonとPySimpleGUIを用いた画像処理アプリケーションの作成

Pythonは画像処理に広く使用されています。特に、PySimpleGUIというライブラリを使用すると、画像処理アプリケーションのGUI部分を簡単に作成することができます。

PySimpleGUIの基本

PySimpleGUIはPythonでGUIアプリケーションを作成するためのライブラリです。このライブラリを使用すると、ボタンやテキストボックスなどのウィジェットを簡単に配置することができます。

import PySimpleGUI as sg

layout = [
    [sg.Button('押してね', size=(30, 3), key='BUTTON')],
]

window = sg.Window(
    title='Window title',
    layout=layout
)

window.finalize()

while True:
    event, values = window.read(timeout=None)
    if event is None:
        break

window.close()

上記のコードは、ボタンが1つあるシンプルなGUIアプリケーションを作成します。

画像処理アプリケーションの作成

PySimpleGUIを使用して、画像処理アプリケーションを作成することも可能です。以下に、画像を表示し、その画像を縮小または拡大する機能を持つアプリケーションのサンプルコードを示します。

import tkinter
import tkinter.filedialog

class Application(tkinter.Tk):
    def __init__(self):
        super().__init__()

        self.canvas_width = 400
        self.canvas_height = 400

        self.geometry("1000x430")

        self.before_canvas = tkinter.Canvas(
            self,
            width=self.canvas_width,
            height=self.canvas_height,
            bg="gray"
        )
        self.before_canvas.grid(row=1, column=1)

        self.after_canvas = tkinter.Canvas(
            self,
            width=self.canvas_width,
            height=self.canvas_height,
            bg="gray"
        )
        self.after_canvas.grid(row=1, column=2)

        self.button_frame = tkinter.Frame()
        self.button_frame.grid(row=1, column=3)

        self.load_button = tkinter.Button(
            self.button_frame,
            text="ファイル選択",
            command=self.push_load_button
        )

このコードは、画像を表示し、その画像を縮小または拡大する機能を持つアプリケーションを作成します。

まとめ

PythonとPySimpleGUIを使用して、画像処理アプリケーションを作成することができます。この記事では、PySimpleGUIの基本的な使い方と、画像処理アプリケーションの作成方法を紹介しました。これらの知識を活用して、自分だけの画像処理アプリケーションを作成してみてください。