PythonとPandasを使用したDataFrameのカウント

Pythonのデータ分析ライブラリであるPandasは、データ操作と分析に非常に便利なツールです。特に、PandasのDataFrameオブジェクトは、行と列の両方で操作を行うことができ、大量のデータを効率的に処理することができます。

DataFrameの各列または行の非NAセルの数をカウントするためには、DataFrame.count()メソッドを使用します。このメソッドは、各列または行の非NA/nullエントリの数を返します。

以下に、DataFrameの作成とcount()メソッドの使用例を示します。

import pandas as pd
import numpy as np

# DataFrameの作成
df = pd.DataFrame({
    "Person": ["John", "Myla", "Lewis", "John", "Myla"],
    "Age": [24., np.nan, 21., 33, 26],
    "Single": [False, True, True, True, False]
})

# count()メソッドの使用
print(df.count())

このコードを実行すると、各列の非NA/nullエントリの数が出力されます。

また、count()メソッドにaxis='columns'を指定すると、各行の非NA/nullエントリの数をカウントできます。

print(df.count(axis='columns'))

このように、Pandasのcount()メソッドは、DataFrameの非NA/nullエントリの数を簡単にカウントするための強力なツールです。.