Pythonのデータ分析ライブラリであるpandasには、特定の時間範囲内で連続した日付や時間のリストを生成する便利な関数があります。その名もdate_range
です。
pandasのdate_range関数
date_range
関数は、開始日と終了日、または開始日と期間を指定することで、指定した範囲の日付を生成します。
import pandas as pd
from datetime import datetime
# 連続した日付のリストを作成
dt_list = pd.date_range(start='2022-01-01', periods=10, freq='D')
print(dt_list)
このコードは、2022年1月1日から始まる10日間の日付を生成します。
時間の範囲も指定可能
date_range
関数のfreq
引数を変更することで、10分ごとや、30分ごとの日時のリストも作成できます。
# 10分ごとの日時のリストを作成
dt_list = pd.date_range(start='2022-01-01', periods=10, freq='10min')
print(dt_list)
# 30分ごとの日時のリストを作成
dt_list = pd.date_range(start='2022-01-01', periods=10, freq='30min')
print(dt_list)
このように、date_range
関数を使うと、日付だけでなく時間の範囲も簡単に扱うことができます。
まとめ
Pythonとpandasを使うと、特定の時間範囲内で連続した日付や時間のリストを簡単に生成することができます。これは、時間シリーズデータの分析や操作に非常に便利です。.