pandas.testing.assert_frame_equal
は、Pythonのデータ分析ライブラリであるpandasに含まれる関数で、2つのデータフレームが等しいかどうかを確認するためのものです。この関数は主にユニットテストで使用され、さまざまなパラメータが用意されていて、用途に合わせてこれらを調整することで、厳しめにもゆるめにもデータフレームの比較ができます。
以下に、assert_frame_equal
の基本的な使用例を示します。
from pandas.testing import assert_frame_equal
import pandas as pd
# データフレームの作成
df1 = pd.DataFrame({'a': [1, 2], 'b': [3, 4]})
df2 = pd.DataFrame({'a': [1, 2], 'b': [3.0, 4.0]})
# df1とdf2が等しいかどうかを確認
assert_frame_equal(df1, df2, check_dtype=False)
このコードでは、df1
とdf2
という2つのデータフレームを作成し、それらが等しいかどうかをassert_frame_equal
関数で確認しています。check_dtype=False
とすることで、データ型の違いを無視してデータフレームの比較を行っています。
また、数値の比較については、rtol
やatol
を調整することで、どの程度の差異を許容するかを指定することができます。
以上、pandas.testing.assert_frame_equal
の基本的な使い方について説明しました。データフレームの比較が必要になった場合は、ぜひこの関数を活用してみてください。.