Pythonのデータ分析ライブラリであるPandasを使用して、データフレームの長さを取得する方法について説明します。
len()関数
Pandasのデータフレームの長さ(行数)を取得する最も一般的な方法は、len()
関数を使用することです。この関数はPythonの組み込み関数で、リストや文字列などの長さを取得するためにも使用されます。
import pandas as pd
# データフレームの作成
df = pd.DataFrame({
'A': [1, 2, 3],
'B': [4, 5, 6],
'C': [7, 8, 9]
})
# 行数の取得
num_rows = len(df)
print(num_rows) # 3
shape属性
shape
属性を使用すると、データフレームの形状(行数と列数)をタプルとして取得できます。タプルの最初の要素が行数、2番目の要素が列数です。
# 形状の取得
shape = df.shape
print(shape) # (3, 3)
# 行数と列数の取得
num_rows = df.shape[0]
num_cols = df.shape[1]
print(num_rows, num_cols) # 3 3
size属性
size
属性を使用すると、データフレームの要素数(行数×列数)を取得できます。ただし、これは行数や列数ではなく、全体の要素数を返すため注意が必要です。
# 要素数の取得
num_elements = df.size
print(num_elements) # 9
以上がPythonとPandasを使用してデータフレームの長さを取得する基本的な方法です。これらの方法を理解し、適切に使用することで、データ分析の効率を向上させることができます。.