PythonのライブラリであるOpenPyXLは、Excelファイルの読み書きを行うための強力なツールです。特に、rows
属性を使用すると、Excelシートの各行を効率的に操作することができます。
rows属性の基本的な使用方法
OpenPyXLのrows
属性を使用すると、ワークシートの各行を順番に取得することができます。以下にその基本的な使用方法を示します。
import openpyxl as xl
bk = xl.load_workbook('sample.xlsx')
ws = bk['Sheet1']
for row in ws.rows:
for cell in row:
print(cell.value)
このコードは、指定したワークシートの各行を順番に取得し、各行の各セルの値を出力します。
rows属性とcolumns属性の違い
OpenPyXLにはrows
属性の他にもcolumns
属性があります。これらの属性を使用すると、ワークシートの行または列を順番に取得することができます。ただし、rows
属性を使用すると行が先に、columns
属性を使用すると列が先に取得されます。
注意点
rows
属性とcolumns
属性は、それぞれiter_rows()
メソッドとiter_cols()
メソッドを実行しています。そのため、これらの属性を使用する際には、引数を指定することはできません。
以上、PythonとOpenPyXLを使用したExcel操作におけるrows
属性の活用方法について説明しました。この知識を活用して、Excelデータの操作をより効率的に行いましょう。