PythonとOpenPyXLを使用してExcelファイルを操作する方法について説明します。OpenPyXLはPythonでExcelを読み書きするための外部ライブラリで、Excel 2019とPython 3.8.1で動作確認を行っています。
ブック操作
新規にワークブックを作成したり、既存のExcelファイルを読み込んだりすることができます。
import openpyxl
# 新規作成
new_wb = openpyxl.Workbook()
# 既存Excelファイル読込
filepath = r'C:\\hoge\\hogehoge.xlsx'
wb = openpyxl.load_workbook(filename=filepath, read_only=False)
# 保存
wb.save(filepath)
# 閉じる
wb.close()
シート操作
シートの取得、追加、削除など、シートに関する基本的な操作を行うことができます。
# シートの取得
ws = wb.worksheets[0] # インデックス指定で取得(0が1シート目)
ws = wb["シート名"] # シート名指定で取得
# シートの追加
ws_new = wb.create_sheet(title="新シート名", index=0) # 1シート目に追加(index未指定の場合は末尾)
# シートの削除
wb.remove(ws)
wb.remove(wb.worksheets[-1]) # 末尾のシートを削除
セル操作
セルの値を取得したり設定したりすることができます。
# 数値座標でセルの値を取得
cell_data = ws.cell(1, 2).value # B1の値を取得
# Excel座標でセル値を取得
cell_data = ws['C1'].value # C1の値を取得
# セルに値を設定
ws.cell(1, 2).value = cell_data # C1の値をB1に設定
以上がPythonとOpenPyXLを使用したExcel操作の基本的な方法です。これらの基本操作を組み合わせることで、さまざまなExcel操作を自動化することが可能になります。.