PythonとOpenCVを使用してカメラの設定を行う方法について説明します。
OpenCVでカメラの設定を確認する
カメラの設定を確認するためのコマンドは get()
です。例えば、取得画像の解像度 (横)の値を確認したい場合、画像の幅を設定するパラメータが、CAP_PROP_FRAME_WIDTH
なので、以下のようなコマンドで設定の値を取得することができます。
cap.get(cv2.CAP_PROP_FRAME_WIDTH)
OpenCVでカメラの設定を変更する
カメラの設定を変更するためのコマンドが set()
です。基本的には、get()
と同じで、設定したいパラメータ名を記載するのですが、その後に設定値も合わせて記述する必要があります。例えば、画像の幅のパラメータは、CAP_PROP_FRAME_WIDTH
なので、画像の幅を1280
に設定したい場合には、以下のようになります。
cap.set(cv2.CAP_PROP_FRAME_WIDTH, 1280)
サンプルコード
以下に、カメラからの画像入力及びディスプレイへの画像出力を含めたPythonのサンプルコードをご紹介します。
import cv2
cap = cv2.VideoCapture(1, cv2.CAP_DSHOW)
cap.set(cv2.CAP_PROP_SETTINGS, 1)
while True:
ret, img = cap.read()
cv2.imshow('video image', img)
key = cv2.waitKey(10)
if key == 27:
break
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()
この記事を参考に、PythonとOpenCVを使用してカメラの設定を行うことができます。.