PythonとOpenCVを使用して、画像から文字を認識するOCR(Optical Character Recognition)を実装する方法について説明します。
必要なライブラリのインストール
OCRの実装には、Pythonのpyocr
とopencv-python
というライブラリを使用します。これらのライブラリは以下のコマンドでインストールできます。
$ pip3 install pyocr
$ pip3 install opencv-python
OCRの実装
OCRの基本的な実装は以下のようになります。
import cv2
import pyocr
from PIL import Image
image = "test.png"
img = cv2.imread(image)
tools = pyocr.get_available_tools()
if len(tools) == 0:
print("No OCR tool found")
sys.exit(1)
tool = tools[0]
res = tool.image_to_string(
Image.open("test.png"),
lang="eng"
)
print(res)
このコードでは、まずcv2.imread
関数で画像を読み込み、pyocr.get_available_tools
関数で利用可能なOCRツールを取得します。利用可能なツールがない場合はエラーメッセージを表示してプログラムを終了します。利用可能なツールがある場合は、その中の最初のツールを使用して、画像から文字を認識します。
まとめ
この記事では、PythonとOpenCVを使用してOCRを実装する方法について説明しました。この知識を活用して、さまざまなOCRアプリケーションを開発することができます。.