OpenCVのインストール
PythonでOpenCVを利用するためにはまずOpenCVをインストールする必要があります。インストールは非常に簡単で、次のコマンドを実行するだけです。
pip install opencv-python
画像の読み込みと表示
OpenCVを利用して画像を読み込み、表示する基本的なコードは以下の通りです。
import cv2
# 画像を読み込む
img = cv2.imread("path/to/image")
# 画像を表示する
cv2.imshow("Display window", img)
# キーストロークを待つ
cv2.waitKey(0)
このコードでは、imread関数で画像を読み込み、imshow関数で画像を表示しています。最後のwaitKey関数はキーストロークを待つためのもので、これにより画像が表示されたウィンドウがすぐに閉じないようになります。
画像の保存
OpenCVでは、imwrite関数を使って画像を保存することができます。
# 画像を保存する
cv2.imwrite("path/to/save/image", img)
画像のリサイズ
画像のリサイズはresize関数を使います。この関数は2つの方法でリサイズを行うことができます。
# 方法1: 幅と高さを指定
resized_img = cv2.resize(img, dsize=(width, height))
# 方法2: 倍数を指定
resized_img = cv2.resize(img, dsize=None, fx=scale, fy=scale)
画像のグレースケール化
画像をグレースケール（白黒）に変換するにはcvtColor関数を使います。
# 画像をグレースケールに変換
gray_img = cv2.cvtColor(img, cv2.COLOR_BGR2GRAY)
以上がPythonとOpenCVを使った基本的な画像処理の一部です。これらの基本操作をマスターすれば、更に高度な画像処理や画像解析を行うことが可能になります。.