Pythonの数値計算ライブラリであるNumPyには、配列の要素の合計値を計算するための関数numpy.sum()
が提供されています。
numpy.sum()の基本的な使い方
まずは、numpy.sum()
の基本的な使い方から見ていきましょう。以下に、リストの合計値を求める簡単なコードを示します。
import numpy as np
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
total = np.sum(numbers)
print(total)
このコードを実行すると、リストnumbers
の合計値15
が出力されます。
numpy.sum()で特定の範囲の合計を取得する
numpy.sum()
は、配列の特定の範囲の合計値を取得するためにも使用できます。以下に、配列の特定の範囲の合計値を取得するコードを示します。
import numpy as np
data = np.array([31,30,27,25,29,34,32,31,30,29])
total = np.sum(data[2:5])
print(total)
このコードを実行すると、配列data
の3番目から5番目までの要素の合計値が出力されます。
numpy.sum()で配列の縦の列の合計を取得する
numpy.sum()
は、配列の縦の列の合計値を取得するためにも使用できます。以下に、配列の縦の列の合計値を取得するコードを示します。
import numpy as np
data = np.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]])
total = np.sum(data, axis=0)
print(total)
このコードを実行すると、配列data
の各列の合計値が出力されます。
以上、PythonとNumPyを使った配列の合計値の計算方法について説明しました。これらの知識を活用して、データ分析の作業をより効率的に進めてみてください。.