Pythonのデータ可視化ライブラリであるmatplotlibでは、グラフのx軸とy軸の表示範囲を設定するためにxlim
とylim
メソッドを使用します。
import matplotlib.pyplot as plt
# データの生成
x = range(0, 10)
y = [i**2 for i in x]
# データのプロット
plt.plot(x, y)
# x軸とy軸の表示範囲の設定
plt.xlim(0, 5)
plt.ylim(0, 30)
# グラフの表示
plt.show()
このコードは、xの範囲を0から5、yの範囲を0から30に設定した二次関数のグラフを描画します。
また、xlim
とylim
メソッドに引数を与えずに呼び出すと、現在の表示範囲を取得することができます。
print(plt.xlim()) # x軸の表示範囲を取得
print(plt.ylim()) # y軸の表示範囲を取得
これらのメソッドを使うことで、グラフの表示範囲を自由に制御することができます。データ分析や可視化において、適切な範囲設定は重要な要素の一つです。ぜひ活用してみてください。.