MatplotlibはPythonのグラフ描画ライブラリで、さまざまなグラフを描画することができます。この記事では、Matplotlibでグラフの色をRGBで指定する方法について解説します。
RGB色指定
RGBは色の3原色 Red (赤)、Green (緑)、Blue (青)を組み合わせて一つの色を表現する方式です。Matplotlibでは、引数 color=(r, g, b) のようにタプル型で指定します。ここで、r, g, b はそれぞれ0〜1の数値です。
以下に具体的なコードを示します。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
x = np.linspace(0, np.pi*2)
y = np.sin(x)
plt.plot(x, y, color=(0.0, 0.0, 1.0)) # RGBで色を指定
plt.show()
このコードでは、sin関数のグラフを描画し、線の色をRGBで (0.0, 0.0, 1.0)（青）に指定しています。
RGBA色指定
RGBAはRGBに透明度（Alpha）の要素を加えたもので、透明度は0（透明）から1（不透明）の範囲で指定します。引数 color=(r, g, b, a) のようにタプル型で指定します。
以下に具体的なコードを示します。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
x = np.linspace(0, np.pi*2)
y = np.sin(x)
plt.plot(x, y, color=(0.0, 0.0, 1.0, 0.5)) # RGBAで色を指定
plt.show()
このコードでは、sin関数のグラフを描画し、線の色をRGBAで (0.0, 0.0, 1.0, 0.5)（半透明の青）に指定しています。
以上がPythonとMatplotlibを使用したRGBおよびRGBA色指定の基本的な方法です。これを活用して、より美しく、わかりやすいグラフを作成しましょう。.