Pythonのデータビジュアライゼーションライブラリであるmatplotlibを使って、横長のグラフを作成する方法について説明します。
グラフのサイズを調整する
matplotlibでグラフのサイズを調整するには、plt.figure()
にsize
を渡すか、plt.rcParams
から調整する方法があります。
plt.figure()のfigsizeに渡す
plt.figure()
のfigsize
引数に幅、高さを持つリストもしくはタプルを与えることで、sizeを調整することができます。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.figure(figsize=[10,4.2])
plt.hlines(-3,-3,3)
plt.show()
rcParams[“figure.figsize”]にsizeを代入する
rcParams
を使うことで、様々なパラメータを変更・調整ができます。特に、rcParams["figure.figsize"]
に指定したいsizeを代入することで、グラフの大きさの調整が可能です。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.rcParams["figure.figsize"] = [10,4.0]
plt.hlines(-3,-3,3)
plt.show()
どちらを使うべきかは好みの問題ですが、plt.figure()
はそれを指定したグラフにしか適応されません。一方、plt.rcParams["figure.figsize"]
はそれ以降の全てのグラフに適応されます。簡単に言うと、plt.figure()
はローカルであり、plt.rcParams["figure.figsize"]
はグローバルというイメージです。
以上がPythonとmatplotlibを使って横長のグラフを作成する方法です。この知識を活用して、データの視覚化をより効果的に行いましょう。.