Pythonのコーディング規約として、Googleスタイルガイドは非常に重要な参考資料です。このガイドは、Pythonプログラムの「やるべきこと」と「やってはいけないこと」のリストを提供しています。
GoogleスタイルのPython Docstring
Python Docstringは、クラスやメソッド(関数)についての説明を記載したコメント文のことで、__doc__
という変数に格納されています。GoogleスタイルのPython Docstringは、Pythonの公式ドキュメントがSphinxを使って書かれていることから、Sphinxを使用して、ソースコードの仕様書を自動作成することが可能になります。
class testClass():
"""クラスの説明タイトル
クラスについての説明文
"""
def print_test(self, param1, param2):
"""関数の説明タイトル
関数についての説明文
"""
print("%s %s" % (param1, param2))
上記の例では、testClass
クラスとそのメソッドprint_test
にDocstringが記載されています。
Googleスタイルガイドの主な内容
Googleスタイルガイドには、Pythonの言語ルールとスタイルルールが詳細に記載されています。言語ルールには、Lint、Imports、Packages、Exceptionsなどが含まれ、スタイルルールには、Semicolons、Line length、Parentheses、Indentationなどが含まれています。
このガイドを参考にすることで、Pythonのコードをより読みやすく、保守しやすいものにすることができます。
まとめ
Pythonのコーディング規約として、Googleスタイルガイドは非常に有用なリソースです。これを適切に使用することで、Pythonのコードをより効率的に、そしてエラーを減らすことができます。また、Docstringの使用は、コードの理解を深め、他の開発者とのコミュニケーションを改善するのに役立ちます。